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FLIPプログラムは、コア数やメモリ数が多いほど解析が早くなりますか?また、クロック数が小さくてもコア数が多いほうが良いのでしょうか?
FLIPプログラムの動作環境ですが、標準版としてご提供のプログラムの場合は、コア数やメモリ数を増やしても解析にかかる時間への影響はあまりないと思われます。
なお、FLIP2Dプログラムの場合、現在は、並列化等を与えておりませんが、会員のお客さま向けに有料にて一部のコンパイラオプションをカスタマイズの上、高速化を図るオプションサービスは提供しております。
また、FLIP3Dプログラムにつきましては、FLIPコンソーシアムのWG活動での検討の成果として、Intel® MKL PARDISOを導入の上、一部、並列化を図った高速化版プログラム(サブスクリプション版としても販売中)、および、更なる並列化のためにOpenMPを導入した新高速化版プログラム(2024年9月現在、会員のお客様のみに販売)もございます。
FLIP2Dまたは3Dプログラムに関わらず、一般にFLIPプログラムを1ジョブ解析するときには、クロック数が大きいほうが早く処理できます。
ただし、複数のジョブを同時に解析する場合、その件数はコア数による制限を受けますのでご注意ください。